ブラックホール

今日は円高が進んだ.オーストラリアドルが76円台に達したので,底値と判断し買いました.76.06円だけど手数料で1円.
金額 100,000 JPY
適用レート 1 AUD = 77.06 JPY
換算金額 1,297.69 AUD
そしたら,さらに高くなって結局75.5円位にまでなりました.参った・・・既に?1,500損だ.まぁ,そのうち80円台まで帰るでしょう.と,楽観的に考える.しかし,118円くらいで買ってしまったドルをなんとかしたい・・・.まぁいいや.あと何年かは放置しても問題がないので.

さて,今日は昨日頑張ったせいで眠かったので,睡魔に負けんように朝から濃い〜コーヒーを飲みました.おかげで睡魔はなんとか.体は疲れているけど何とかなる模様.空き時間をフルに利用してレポートやら仕事やらしました.とりあえず,電磁気演習のレポートは半分終了.星ナビの原稿もほぼ完成.あ,写真がない・・・.まあいいや.よくない笑
そういえば,今日の物理学セミナーは観測の先生の「電波で探る宇宙」だったので行ってきました.ブラックホールをどうやって観測するかという話でした.ブラックホールは非常に強い重力源なので,その中でケプラー運動(太陽系の星ぼしが太陽を公転するのと同じ.)が起こると内側の方が外側に比べ公転速度が非常に速くなります.太陽系でも水星とか内惑星は速いですが,ブラックホール周りではさらに速くなり,銀河中心の巨大なブラックホールのまわりには非常高速で星間物質が回転します.その回転している物質の中からの水メーザーを見ると1000km/s程度の速度を持った物が観測されたそうです.それからこの回転半径が0.42光年だそうです.これって,ケプラーの第三法則を使って回転半径の違う部分を観測して求めるのかなぁ?ケプラーの法則ガリガリ書き換えると:4π^2=av^2k k:定数 a:回転半径 v:速度だから,二つの速度が分かれば連立して解けるね・・・ひとつの観測から水メーザーはいくつも受かっているみたいだし.まぁいいや,話を元に戻すと,この結果から太陽の3900万倍の質量のコンパクト天体だということが分かって,この状況が成立する星の集団だとすると非常に短時間で互いの星を飛ばして蒸発してしまう.けど,長時間あるから,非常にコンパクトな重たい天体=ブラックホールだということが確証出来たらしい.ふーん.すごいねぇ.
でも,これって考えると面白い.宇宙の重力ポテンシャルが見えたとするとブラックホールの部分は全部解析的ではない状態になっているんでしょう?なんか,数学上でしかないようなことが実際に起こっている訳でしょ???絵に描いたら面白いなぁ.誰か描いてくれんかなぁ?
ちなみにX線による観測だと,伴星がいるBHが見れるらしい.伴星から落ちるガスが高速回転して内側と外側とで速度差が出来てその速度差による摩擦がガスを加熱して100万度とかに達してそれが熱的輻射を起こすせいでX線を出すんだって.でも,これだけじゃブラックホールと分からないから,伴星のスペクトルの変動周期を求めてブラックホールの重さを推定したりごちゃごちゃやっていろいろやるんだって(笑
難しいなぁ.

そういえば,お昼に食べたそばやはサービスディで,ゆで卵をくれた.少し強くなった気がする.