白い巨塔・第五巻

忙しかったのと、控訴審が長かったのとあって、なかなか読み進まなかったけど、ようやく読み終えた。最後は一気に読み終えてしまった。
それくらい、最後は夢中にさせる内容ではあった。月並みだけど、強靭な肉体を持って、権力に溺れてた医学者が、自ら見過ごすはずのないがんを見過ごして、結局そのまま処置不能で死んでいってしまうその描写は息をのむほどである。

白い巨塔〈第5巻〉 (新潮文庫)

白い巨塔〈第5巻〉 (新潮文庫)