入学式

■入学式
入学式は葉山で行われるので,全国に散らばっている各専攻科からバスが出ました.我々天文科学専攻は筑波の加速器科学専攻の人たちなどのバスに渋谷で拾われる予定でした.
ところが,最寄り駅に向かっている最中に見知らぬ番号から電話がかかってきました.総研大です.と.そして僕がバスに乗り遅れたらしいことを告げられます.前日に確認したはずなのですが,なぜか1時間早い9時にそんな連絡が.おかしいなぁ?と思って渋谷から乗るつもりだったことを伝えるとどうも僕の設定の間違えだったらしいことが発覚.筑波からそのバスに乗ることになっていたらしい.というわけで,少しだけトラブルがあるも,無事に本部葉山キャンパスへ到着しました.
葉山キャンパスはさすがにご用邸があるくらいでなだらかな山々と海がセットで見られる景色の良いところでした.おまけに花とかが沢山植えられて丁寧に手入れされていました.総研大がある国際村というのはどうやら色んな組織の集まりらしく,宿泊施設は超豪華でした.
入学式の方は30分くらいのプロのピアノ演奏に始まり,役職員紹介,入学許可,式辞と行った流れでしたが,人数が多い筑波大とは違い会場にいたほとんどの学生の名前が呼ばれていました.ほとんどというのは一部,入学式の運営の手伝いをしている在校生がいたためです.名前を呼ばれて起立してあこがれの学長に挨拶するときはなかなか感慨もので下.ところで,僕はピアノの演奏とかほとんど聞いたことがないので途中で睡魔が襲ってきてしまったのですが,それでも気になったのは演奏者の顔でした.テレビとかで見るような本当になにかに取り付かれたような顔をしていました.彼らは一体何を考えながら演奏しているのでしょうか?僕らが論文を読んでいる時はあんなに難しい顔をせずに,すなおに「わからん」という顔をします.あれも一つのショーでしょうか?それとも・・・
まぁいいや.とりあえずそれからずっと先生たちの話(といってもほとんど雑談に近い話で非常に眠かったですが)をこなしてから懇親会で終わりという感じでした.
あ,そうだ,なんだか学生セミナーとかいうのがあってそれでグループディスカッションをしたのですが,それの発表をさせられました.じゃんけんで負けてしまったので涙 こういう企画は仲良くするためなのでしょうか?他専攻の学生とも話が弾み,なかなか良い雰囲気でしたが,人が多すぎてやっぱり顔と名前が一致しません.というか,まったく名前は覚えられませんでした.
1人だけ◯里というつくばにいたときの同級生の親戚がいてそいつの名前は覚えました.世の中は狭いなと思いました.