なまもの

今日は17歳上の東大附属の同窓生に会った.なんと筑波のある研究所に勤めているらしい.ということで,今日はその研究所の訪問をさせていただきました.生物系の研究をなさっているらしく,大分畑の違うところの研究内容を紹介していただいたんですが,スゴいことをやっているんだなぁということが分かりました.なぜなら,研究のためにプランクトンを2万5千個も実体顕微鏡で観察し,雄雌を判断したりするそうです.また,名前は忘れましたが,メスだけでメスを生むプランクトンもいるということを教えてもらいました.こいつらの世界に雄は必要ないように思われますが,干ばつなどの生命を脅かす危機が迫ると,雄を生み,雄と交尾すると卵みたいなものを作るそうです.この卵みたいなものは酸・アルカリ,高温,乾燥にも耐えるらしく,たとえ水たまりで生活していて,水たまりが干上がってしまっても子孫を残すことが出来るんだそうです.また,環境が再生された時のふ化率は3%程度だということも面白い.これは環境が再生されてもその環境がすぐに崩壊するような場合(単なる夕立みたいな時)にメスが雄を作る前に絶滅するのを防ぐそうです.
生命の営みはすばらしい・・・

その後,アパートにお邪魔し,ご飯を戴きました.2歳の娘さんがいるのですが,ちょーカワイイんですよ!めいっぱい遊んじゃいました.